早起き30分一本勝負

目が覚めてから30分で記す驚天動地なブログ

リモート飲み会は罠。

自分は飲み会というものが好きな方だ。目上の人と話すのは苦手だが、苦手なだけで嫌いではない。その理由は、飲み会というのは会というだけあって複数人いることになる。そうすると一人くらい話していなくても気にならないものだ。トーク番組やラジオが好きな自分にとっては、人の話を聞くというのは苦ではない。ただ、例外として、その人の話が面白くないという場合がある。しかし、この場合も大体の場合同じようにつまらなそうにしている人がいることが多い。自分は、その人に話しかけることによって別世界を作り上げることで飲み会の主軸となっている会話とは別の会話を創生することによりこの状況を緊急脱出し秘密の花園を手に入れるようにしている。ここで気を付けなければいけないことはあまり盛り上がらないことだ。盛り上がりすぎると、ただ盛り上がることが好きな主軸の「何の話?」によって、すべてが破滅に向かい会話の残骸は主軸へと吸収され、彼らのバカ騒ぎの養分となる。こうなった場合二度と秘密の花園を手に入れる機会は失われる。けれども、幾度の飲み会を通して、盛り上がり始めたのを察知した主軸をこちらもまた察知することで、テンションを調節し、時に高ぶったテンションを真剣なトーンというオブラートに包むことで、つまらなそうな会話にしたて上げることも出来るようになってきた。つまり、基本的には、飲み会は面白いものである。

 

しかしながら、これを阻むものが現れた。それは、コロナ軍が送り込んできた刺客「リモート飲み会」である。この飲み会、全てが悪い飲み会ではないのだが、前述の通りつまらない人が主軸を握った時が最悪なのです。リモート飲み会において、秘密の花園作成は非常に困難だ。なぜなら、皆等しく同じボリュームで全員の会話が聞こえ、こっそりと少人数で別の話をすることが不可能だからだ。少人数こそこそ話を生業としている自分にとっては非常につらい状況だ。そういうことで、つまらない人が主軸を担ってしまった場合に半強制的にそのつまらない話題が続いてしまう。そうなると聞いてられない。さらに言えば、途中退席もできないし、その人が飲み会を終了するまでその会は終わらない。概して、そういったつまらない人は、そもそも空気が読めないので飲み会を終了させるのもへたくそだ。家にいながら投獄されているような時間を過ごす羽目になってしまう。さらにさらに、いうとリーダーやトップという人は、学校であれなんであれ一番の権力者(と思い込んでいる奴)なので、人をいじってしか笑いが取れない。そういう芸人の真似事みたいなくそつまらん茶番に付き合ってる暇があるならTverのバラエティーの欄をクリックして、今すぐまだ見ていない地方のバラエティー番組を見た方がましだと思う。

 

そうか、そうすればいいのかと、いつもは見ない徹子の部屋をカメラ越しにこっそりと視聴する。そこにはいじりもいじられもないが、杉村太蔵が徹子さんを笑わせ徹子さんが杉村太蔵を笑わせていた。徹子さんが部屋にいるなら、ZOOMをつないでリモート飲み会に参加してもらいたいと思った。