早起き30分一本勝負

目が覚めてから30分で記す驚天動地なブログ

壱萬!吹飛テイクアウトの巻

おはようございます。

こんにちは。

さてさて、ゴールデンウイークも終わりいかがお過ごしでしょうか。

なんだか気温が暖かくなり、空もカラっとしているからなのか分かりませんが、歩いている人の顔が明るくなっているような気がする今日この頃です。

 

えっと、昨日ですね。漫画みたいなことがおきまして。

最近コロナの影響でちょっと外にテーブルを出してテイクアウトを販売しているお店が多いじゃないですか。そんで、あの中の一つのお弁当を買おうとしたんですよ。

普通にお弁当を拾い上げて、店員さんに渡しますよね。店員さんは、「○○円です。」というわけです。そこで財布を見ると1万円しか入ってなかったので、それを取り出した瞬間恐らく外にでていないからでしょうな、紙幣へのグリップが甘く、その時吹いた突風によって紙幣が飛ばされまして、「あっ」と思わず声をあげる店員さんと驚いて声も出ない自分。

すぐ追いかければいいものをなぜかボーっとしていて、正気を取り戻し追いかけようとすると人体のどこも入れることが出来ないであろう隙間にスルリと吸い込まれ僕の1万円は姿を消しました。そして恐らくその1万円は一生誰の手にもわたることはないでしょう。

 

「大丈夫ですか?」と声をかけてくれる店員さんに、自分は「あ、千円なんでまあ!」と答えました。なんなのでしょうかその嘘は。店員さんの1万円を吹き飛ばされた男の処理にかかるストレスを千円分に軽減しようとしたのか。はたまた、自分のどんくささを少しでも軽減するためなのか。それは自分でも分からないのですが、結果として店員さんは、紙幣が飛んでいくという珍しい瞬間を見たなという程度の顔をしていたので自分の嘘は世界一やさしい嘘になったと思うこととする。

 

そして、思ったのが、お金も飛んできゃ。ただの紙。別に強くもなければ、綺麗でもない。なのにそれに縛られる人間て一体。人生でおおよそ見ることが出来ない光景を1万円を使って見れたというポジティブな気持ちで今日のブログをおしまいとさせていただきます。さようなら。

 

 

僕の1万円。